· 

医学部6年 長南温郎さん(51期)が、令和7年度 東京都医師会「医学生懸賞論文 プラタナス大賞」において優秀賞を受賞されました!

T-MAC学生メンバーでもある、医学部6年 長南温郎さん(51期)が、令和7年度 東京都医師会「医学生懸賞論文 プラタナス大賞」において優秀賞を受賞されました。

この懸賞論文は、医学生一人ひとりが自ら考える「医師像」や「医療のあり方」を言葉にすることを通じて、将来医師となる医学生を支援するとともに、医学生と医師会が意識を共有し、今後の医師会活動につなげていくことを目的として、東京都医師会により創設された賞です。

 

受賞論文のタイトルは、「承継を使命から選択肢へ ― 地域医療の持続に向けた教育改革の提言 ―」です。開業医の息子として受け継ぐことへの思いと、医学生としてさまざまな人や出来事に触れる中で形づくられていく自身の医師像との間で揺れ動く葛藤が丁寧に描かれた、読み応えのある論文です。

 

東京都医師会ホームページはこちら:https://www.tokyo.med.or.jp/40452

 

長南さんより、受賞に際してコメントをいただきましたので、ご紹介します。

 

 

このたび、医学生懸賞論文プラタナス大賞において優秀賞を賜りました、帝京大学医学部6年の長南温郎と申します。

本論文は、T-MACでの活動、とりわけ講演会の開催を通じて得られた学びと出会いの中から生まれたものであり、この場をお借りして、皆様に心より御礼申し上げます。

 

2024年9月9日に開催されたT-MAC第5回講演会 では、新井秀宜先生(20期)より、開業にまつわる貴重なお話を賜りました。開業を決意されるまでの心情や覚悟、さらには物件探しに始まる具体的な準備過程に至るまで、極めて実践的かつ率直にご教示いただきました。大学における医学教育を担う先生方の多くは勤務医であり、私たち学生が開業医の実情に触れる機会は決して多くありません。そのような中で、本講演は開業の現実に深く踏み込む内容であり、一つひとつの言葉が強く印象に残り、医師としてのキャリアを考える上で極めて示唆に富むものでした。

 

T-MACは、このように世代や専門領域を越えて「実体験に触れる機会」を提供してくれる場であり、単なる交流にとどまらない大きな価値を有していると実感しております。実際に講演会を通じて得た学びこそが、本論文の着想を生み、内容を深化させる原動力となりました。

 

在学生の皆様には、ぜひT-MACの活動に積極的に参加し、このような「きっかけ」と「実体験」に満ちた環境を体感していただきたいと強く願っております。先人の言葉に触れ、自らの将来像を真剣に見つめ直す経験は、必ずや今後の糧となるはずです。

 

また、卒業生の先生方におかれましては、T-MACの活動に引き続きご関心をお寄せいただくとともに、講演会や座談会へのご協力を賜れますと幸いです。先生方のご経験やお言葉は、在学生にとって何にも代えがたい指針となり、世代を越えたつながりをより一層強固なものにしていくと確信しております。

 

今回の受賞を一つの通過点とし、今後もT-MACの活動を通じて得た学びを社会へ還元してまいります。末筆ながら、皆様の益々のご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。